ハンドメイド雑貨の販売準備は早めがおすすめ 委託販売時の注意点・店舗の営業時間や手数料をチェック

ニーズのある作品をリサーチし、売れる作品を作る

いくら自分が好きなものでも、ニーズのない種類では売れにくいのが現状です。かといって今流行っているものを作れば売れるかというと、そうではありません。

本当に売れている作家さんはマーケティングを必ず行い、流行と自分のオリジナルを上手にすり合わせています。日々流行は変化するので、ご自身のコンセプトはしっかり持ち、さりげなくトレンドを加えていくことをおすすめいたします。

コンセプトを決め、作家名やブランド名をつける

ハンドメイド雑貨を作り販売するためには、作家名やブランド名が必要になります。名刺や作品の台紙にも使う名前になるので、納得がいくまでじっくり考えるようにしましょう。なかには税務署に開業届けを提出する方もいらっしゃると思います。その場合は屋号なども併せて決めておくと良いでしょう。

販売する場所を決める

売りたい作品やブランド名が決まったら、次は販売する場所を決めます。ハンドメイドサイトやネット販売、たくさんの人が集まるイベント出展など、売り方にもたくさんの方法があります。

また、ハンドメイド雑貨を扱う店舗で、委託販売という売り方もあります。自分のお店を持つ感覚で販売でき、レジなどの接客はお店の方に任せることができるので、忙しい方や副業にしている方にもおすすめです。

デザインを複製する

ハンドメイドの本やインターネットに載っているデザインを、そのまま複製するのはNGです。著作権問題につながる場合もあるので、自分のオリジナル作品だけを販売するようにしましょう。

手数料が発生する

ハンドメイドサイトや委託販売でも、手数料を払う必要があります。赤字にならないよう、手数料を考慮した価格設定にすることが重要です。

営業時間を確認する

委託販売の場合は販売店によって営業時間や定休日が違うので、確認を行うようにしましょう。

クレームになることもある

ときには、クレームやトラブルになることもあります。いろいろなお客様がいらっしゃるので、いざそうなったときの対処法を考えておくようにしましょう。また、扱うのは繊細なハンドメイド商品なので、「既製品のような強度はありません」といった注意書きを添えておくことも、トラブル防止におすすめです。

なかなか売れなくても諦めない

先述したとおり、最初からたくさん売れる作家さんは珍しく、ほとんどの方がマイナスからのスタートです。経費や材料費ばかりかかり赤字続きでも、初期投資や勉強期間だと考え諦めないようにしましょう。売れなくても「一か月に一度は新商品を作る」というように自分なりの目標を決め、コツコツ続けることが大切です。